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天雷无妄の五爻変、火雷噬嗑に之く

 

【読みかた】

・てんらいむぼう の ごこうへん、からいぜいごう に ゆく

 

【キーワード】

・天雷无妄:無邪気

・火雷噬嗑:噛み砕く

 

【表面に表れたヒント】

・何事も無心に取り組むならば、天は時に思いもかけない恩恵を授けてくれる。

・意識すると外れるが、忘れていると当たる。

・もし天の祐けを望むなら、無心になるしかない。

 

【ヒントを解釈する指針】

・無理なことをすると、問題をますますこじらせることになる。他人の言動に一々左右されないこと。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・障害に出くわす。獅子心中の虫(内部にいて恩恵に浴しながら災いを起こすものの意)は取り除かねばならない。

 


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山天大畜の五爻変、風天小畜に之く

 

【読みかた】

・さんてんたいちく の ごこうへん、ふうてんしょうちく に ゆく

 

【キーワード】

・山天大畜:大きな抑制力

・風天小畜:抑制

 

【表面に表れたヒント】

・チャンス到来。

・蓄えたものを積極的に活かす時であり、活用すればするほど強力となる。

・外に出ること。望むものは内より外にある。

 

【ヒントを解釈する指針】

・無理やり蓄積するよりは、しばらく様子を見た方がよい。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・留める力が不足している。まだ時期尚早、準備不足である。

 


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山雷頤の五爻変、風雷益に之く

 

【読みかた】

・さんらいい の ごこうへん、ふうらいえき に ゆく

 

【キーワード】

・山雷頤:あご、食を養う

・風雷益:増加

 

【表面に表れたヒント】

・口は災いのもと。

・たった一言が流れを変えることもある。

・生きる信条を何に求めるか、それで相手がどのような人か大体の見当がつく。

 

【ヒントを解釈する指針】

・養うべき立場の者が養ってもらうのは道理に反する。しかし、周りに率先して施しをするならば辛うじて許される。今はひたすら他人の力に頼るしかない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・上を減らし下を増す。自分を益する最良の方法は、他を益することである。貪りや独り占めは益を損なう。

 


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沢風大過の五爻変、雷風恆に之く

 

【読みかた】

・たくふうたいか の ごこうへん、らいふうこう に ゆく

 

【キーワード】

・沢風大過:大きな重荷

・雷風恆:持続

 

【表面に表れたヒント】

・荷を満載した船で荒れて危険な川を渡ろうとしている。

・伸るか反るか、やってみないことには分からない。

・乗り切ることによって初めて展望が開けてくる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・時運に逆らっている。しかも土台が不安定なので長続きしない。

・まず心を静めること。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・無理がない関係であってこそ一貫した関わりが可能となる。

 


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坎為水の五爻変、地水師に之く

 

【読みかた】

・かんいすい の ごこうへん、ちすいし に ゆく

 

【キーワード】

・坎為水:水、底知れないもの

・地水師:軍隊、内なるエネルギー

 

【表面に表れたヒント】

・状況は険しい。

・一難去ってまた一難。しかし、焦ってはならない。

・やり方次第で災いは福となる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・険難も極まると自ずと気運が転換する。困難はまもなく克服される。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・戦は危険な賭けでもあるが、決着をつけるための最後の薬でもある。いずれにしても負けることは罪悪である。

 


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離為火の五爻変、天火同人に之く

 

【読みかた】

・りいか の ごこうへん、てんかどうじん に ゆく

 

【キーワード】

・離為火:火、まといつくもの

・天火同人:協力

 

【表面に表れたヒント】

・新たな段階に踏み出す時である。

・新たな関わりが始まる。

・問題はいかに関わるかである。

 

【ヒントを解釈する指針】

・危険を自覚して警戒を怠らなければ、いずれ打開策を見出すことが出来る。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・評判や権威にとらわれては、真の同志を集めることはできない。集めた有能な者まで追い出すことになる。

 


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