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カテゴリー:06 天水訟

天水訟の初爻変、天沢履に之く

 

【読みかた】

・てんすいしょう の しょこうへん、てんたくり に ゆく

 

【キーワード】

・天水訟:争い

・天沢履:踏む、導く

 

【表面に表れたヒント】

・予想もしなかった事が生じる。上からは押さえつけられ、下からは足もとをすくわれそうになる。

・心ならずも争い事に巻き込まれてしまう。正面から強引に突破するのは危険である。また、勝ったとしても後には結局何も残らない。

・言い分があってもそれは通らない。第三者に相談し転機を待つのがよい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・問題はあってもここは穏便に収めるべきである。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・剛に対し剛で立ち向かえば事はいたずらに紛糾するのみである。剛には柔で対処するしかない。そうすれば、いずれ道は開かれる。

 

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天水訟の二爻変、天地否に之く

 

【読みかた】

・てんすいしょう の にこうへん、てんちひ に ゆく

 

【キーワード】

・天水訟:争い

・天地否:停滞

 

【表面に表れたヒント】

・予想もしなかった事が生じる。上からは押さえつけられ、下からは足もとをすくわれそうになる。

・心ならずも争い事に巻き込まれてしまう。正面から強引に突破するのは危険である。また、勝ったとしても後には結局何も残らない。

・言い分があってもそれは通らない。第三者に相談し転機を待つのがよい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・出過ぎず分を守り、慎ましやかにしていれば災いはない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・ふさがる、行き詰まる。事態が閉塞状況に陥っているので何をやってもうまくいかない。能力を内に隠し、今は表に出さないこと。

・強制的な意志の力を用いると、正反対のものを手に入れる結果となる。

 

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天水訟の三爻変、天風姤に之く

 

【読みかた】

・てんすいしょう の さんこうへん、てんぷうこう に ゆく

 

【キーワード】

・天水訟:争い

・天風姤:出会い、遭遇

 

【表面に表れたヒント】

・予想もしなかった事が生じる。上からは押さえつけられ、下からは足もとをすくわれそうになる。

・心ならずも争い事に巻き込まれてしまう。正面から強引に突破するのは危険である。また、勝ったとしても後には結局何も残らない。

・言い分があってもそれは通らない。第三者に相談し転機を待つのがよい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・話のよく分かる年上に従えばよい。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・未知との遭遇、異質なものとの出会いが起こる。当事者以外の第三者を交えて流れを変えた方がよい。

 

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天水訟の四爻変、風水渙に之く

 

【読みかた】

・てんすいしょう の しこうへん、ふうすいかん に ゆく

 

【キーワード】

・天水訟:争い

・風水渙:分散、散らす

 

【表面に表れたヒント】

・予想もしなかった事が生じる。上からは押さえつけられ、下からは足もとをすくわれそうになる。

・心ならずも争い事に巻き込まれてしまう。正面から強引に突破するのは危険である。また、勝ったとしても後には結局何も残らない。

・言い分があってもそれは通らない。第三者に相談し転機を待つのがよい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・相手に非があってもそれを許すことで好転する。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・心の底に引っかかっていたものが穏やかな悦びとともに解消する。

 

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天水訟の五爻変、火水未済に之く

 

【読みかた】

・てんすいしょう の ごこうへん、かすいびせい に ゆく

 

【キーワード】

・天水訟:争い

・火水未済:未完成

 

【表面に表れたヒント】

・予想もしなかった事が生じる。上からは押さえつけられ、下からは足もとをすくわれそうになる。

・心ならずも争い事に巻き込まれてしまう。正面から強引に突破するのは危険である。また、勝ったとしても後には結局何も残らない。

・言い分があってもそれは通らない。第三者に相談し転機を待つのがよい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・初志貫徹により大願成就する。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・未完成、極まることはない。事が成就しようとして今一歩の所で足踏みしている状態であるが、ゆったりと落ち着いて待つ気持ちがあれば達成する。

 

天水訟の上爻変、沢水困に之く

 

【読みかた】

・てんすいしょう の じょうこうへん、たくすいこん に ゆく

 

【キーワード】

・天水訟:争い

・沢水困:苦難、困窮

 

【表面に表れたヒント】

・予想もしなかった事が生じる。上からは押さえつけられ、下からは足もとをすくわれそうになる。

・心ならずも争い事に巻き込まれてしまう。正面から強引に突破するのは危険である。また、勝ったとしても後には結局何も残らない。

・言い分があってもそれは通らない。第三者に相談し転機を待つのがよい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・労多くして功無し。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・困窮、進退窮まる。いかにも苦しい状態である。何を言ったところで通らないし、言えば言うほど事態は悪化する。

 

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