天水訟の初爻変、天沢履に之く

 

【読みかた】

・てんすいしょう の しょこうへん、てんたくり に ゆく

 

【キーワード】

・天水訟:争い

・天沢履:踏む、導く

 

【表面に表れたヒント】

・予想もしなかった事が生じる。上からは押さえつけられ、下からは足もとをすくわれそうになる。

・心ならずも争い事に巻き込まれてしまう。正面から強引に突破するのは危険である。また、勝ったとしても後には結局何も残らない。

・言い分があってもそれは通らない。第三者に相談し転機を待つのがよい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・問題はあってもここは穏便に収めるべきである。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・剛に対し剛で立ち向かえば事はいたずらに紛糾するのみである。剛には柔で対処するしかない。そうすれば、いずれ道は開かれる。

 


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