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カテゴリー:51 震為雷

震為雷の初爻変、雷地豫に之く

 

【読みかた】

・しんいらい の しょこうへん、らいちよ に ゆく

 

【キーワード】

・震為雷:奮起させるもの、活発

・雷地豫:熱意、積極性

 

【表面に表れたヒント】

・突如、思わぬ事態に出くわす。

・しかし、衝撃はいつか収まる。

・慌てないこと。

 

【ヒントを解釈する指針】

・一瞬の緊張は緩んだものを引き締める。災い転じて福となす。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・事態を冷静に受け止めれば自ずと余裕が生まれる。悦び楽しむことができる。

 

カテゴリー

震為雷の二爻変、雷沢帰妹に之く

 

【読みかた】

・しんいらい の にこうへん、らいたくきまい に ゆく

 

【キーワード】

・震為雷:奮起させるもの、活発

・雷沢帰妹:不慮の出来事、災難

 

【表面に表れたヒント】

・突如、思わぬ事態に出くわす。

・しかし、衝撃はいつか収まる。

・慌てないこと。

 

【ヒントを解釈する指針】

・失ったものにこだわり過ぎるのは災いの元である。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・そもそも最初からどこか無理があった。その点をよく考えなければならない。

 

震為雷の三爻変、雷火豊に之く

 

【読みかた】

・しんいらい の さんこうへん、らいかほう に ゆく

 

【キーワード】

・震為雷:奮起させるもの、活発

・雷火豊:豊富

 

【表面に表れたヒント】

・突如、思わぬ事態に出くわす。

・しかし、衝撃はいつか収まる。

・慌てないこと。

 

【ヒントを解釈する指針】

・突然の出来事に動転する。しかし、あまり過敏になると事態はさらに悪化する。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・盛大を極めると何かと煩わしい事も生じるものである。月が満ち欠けを繰り返すように、栄枯盛衰はこの世の習いである。

 

カテゴリー

震為雷の四爻変、地雷復に之く

 

【読みかた】

・しんいらい の しこうへん、ちらいふく に ゆく

 

【キーワード】

・震為雷:奮起させるもの、活発

・地雷復:帰る、復活、回復、戻る

 

【表面に表れたヒント】

・突如、思わぬ事態に出くわす。

・しかし、衝撃はいつか収まる。

・慌てないこと。

 

【ヒントを解釈する指針】

・不穏な空気がまだ残っている。焦ったところでどうしようもない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・振り子のごとく物事は反転し、往ったものは帰ってくる。同じく帰ったものはいくら引き止めようとまた往くものである。

 

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震為雷の五爻変、沢雷随に之く

 

【読みかた】

・しんいらい の ごこうへん、たくらいずい に ゆく

 

【キーワード】

・震為雷:奮起させるもの、活発

・沢雷随:従う

 

【表面に表れたヒント】

・突如、思わぬ事態に出くわす。

・しかし、衝撃はいつか収まる。

・慌てないこと。

 

【ヒントを解釈する指針】

・危険だが前進しなければならない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・人々が悦び従ってくるが、そうなると自ずと気が緩んでしまうものである。浮かれていると危険である。

 

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震為雷の上爻変、火雷噬嗑に之く

 

【読みかた】

・しんいらい の じょうこうへん、からいぜいごう に ゆく

 

【キーワード】

・震為雷:奮起させるもの、活発

・火雷噬嗑:噛み砕く

 

【表面に表れたヒント】

・突如、思わぬ事態に出くわす。

・しかし、衝撃はいつか収まる。

・慌てないこと。

 

【ヒントを解釈する指針】

・食い違いが明らかとなる。このまま前進すると危険である。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・世話になりながらそれを忘れて害をもたらすものをまず取り除くこと。