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カテゴリー:61 風沢中孚
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風沢中孚の初爻変、風水渙に之く

 

【読みかた】

・ふうたくちゅうふ の しょこうへん、ふうすいかん に ゆく

 

【キーワード】

・風沢中孚:誠実

・風水渙:分散、散らす

 

【表面に表れたヒント】

・気持ちが通い合い、言葉を必要としない。

・表に見えるものよりも内に秘められたものを信じること。

・いくら離れていようとも通じる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・一旦信じたら最後まで信じ切ること。迷って途中で心移りしてはいけない。吉。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・問題がどこにあるのかが次第に明らかとなる。それを見極めた上で対応すればよい。

 


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風沢中孚の二爻変、風雷益に之く

 

【読みかた】

・ふうたくちゅうふ の にこうへん、ふうらいえき に ゆく

 

【キーワード】

・風沢中孚:誠実

・風雷益:増加

 

【表面に表れたヒント】

・気持ちが通い合い、言葉を必要としない。

・表に見えるものよりも内に秘められたものを信じること。

・いくら離れていようとも通じる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・誠意はいくら離れていようとも通じる。言葉など要らない。道は開かれる。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・互いに助け合い、互いに益し合い、勢いはますます盛んとなる。

 


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風沢中孚の三爻変、風天小畜に之く

 

【読みかた】

・ふうたくちゅうふ の さんこうへん、ふうてんしょうちく に ゆく

 

【キーワード】

・風沢中孚:誠実

・風天小畜:抑制

 

【表面に表れたヒント】

・気持ちが通い合い、言葉を必要としない。

・表に見えるものよりも内に秘められたものを信じること。

・いくら離れていようとも通じる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・互いに自分のことばかり先に立ち、相手を思いやる余裕がない。それでは危うい。

・何もかも欲しがってはいけない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・気持ちばかり焦るが、機はまだ熟していない。これではたとえ成るものでも成らない。

 


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風沢中孚の四爻変、天沢履に之く

 

【読みかた】

・ふうたくちゅうふ の しこうへん、てんたくり に ゆく

 

【キーワード】

・風沢中孚:誠実

・天沢履:踏む、導く

 

【表面に表れたヒント】

・気持ちが通い合い、言葉を必要としない。

・表に見えるものよりも内に秘められたものを信じること。

・いくら離れていようとも通じる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・意味のない付き合いを断ち、信頼する人に従うこと。心配することはない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・邪心のない悦びは鬼神をも退ける。

 


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風沢中孚の五爻変、山沢損に之く

 

【読みかた】

・ふうたくちゅうふ の ごこうへん、さんたくそん に ゆく

 

【キーワード】

・風沢中孚:誠実

・山沢損:減少

【表面に表れたヒント】

・気持ちが通い合い、言葉を必要としない。

・表に見えるものよりも内に秘められたものを信じること。

・いくら離れていようとも通じる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・信頼し合った仲間と一緒に進むのだから、何も心配することはない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・損といっても納得した上で減らすのであれば問題はない。

・自分がして欲しいと思うことを人にすること。

 


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風沢中孚の上爻変、水沢節に之く

 

【読みかた】

・ふうたくちゅうふ の じょうこうへん、すいたくせつ に ゆく

 

【キーワード】

・風沢中孚:誠実

・水沢節:限界、節度

 

【表面に表れたヒント】

・気持ちが通い合い、言葉を必要としない。

・表に見えるものよりも内に秘められたものを信じること。

・いくら離れていようとも通じる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・飛べない鶏が天を目指すようなものであり、長続きしない。無理なことは元々続かないものである。危うい。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・出来もしないような無理は最初からすべきではない。

・不平不満を口にしないこと。

 


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