雷山小過の四爻変、地山謙に之く

 

【読みかた】

・らいざんしょうか の しこうへん、ちざんけん に ゆく

 

【キーワード】

・雷山小過:少なすぎる、些細なこと

・地山謙:謙遜、柔和な人

 

【表面に表れたヒント】

・目立たないよう、何事につけ控えめにすること。

・腹八分目にして余力を残すよう気をつけること。

・追い風はいずれ吹く。遅れは取り戻すことができる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・いくら正しくても時の勢いに勝つことはできない。軽率に動くと危険である。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・足りているものは削り、足りないものだけを少しずつ足す。慎ましやかであれば、最初は悪くても最後はよい結果となる。