天地否の初爻変、天雷无妄に之く

 

【読みかた】

・てんちひ の しょこうへん、てんらいむぼう に ゆく

 

【キーワード】

・天地否:停滞

・天雷无妄:無邪気

 

【表面に表れたヒント】

・リズムが変調し、歯車が噛み合わない。何をするにも気力が湧かない。

・迷い悩み、行き詰まる。しかし、閉塞状況は生きている限り誰の上にも等しく起こることである。

・腰を据えて時の来るのをひたすら待つ。そして次の飛躍に備えること。

 

【ヒントを解釈する指針】

・好ましくないことが表れる。下手にもがけばますます悪化する。しかし、落ち着いて対処すれば案ずるほど悪くはならない。窮状打開に特効薬も近道もない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・世の中に無心ほど強いものはない。何事も虚心に行えば天は思いがけない天祐を授けてくれる。

 


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