タグ:四爻変

沢火革の四爻変、水火既済に之く

 

【読みかた】

・たくかかく の しこうへん、すいかきせい に ゆく

 

【キーワード】

・沢火革:変革

・水火既済:成就

 

【表面に表れたヒント】

・思い切って決断する時。

・予期せぬ展開となる。一波乱は免れない。

・粘り強く押し進めるならば何も心配することはない。変わることにより風通しがよくなる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・火と水がせめぎあう瀬戸際にあってもはや議論をする段階ではない。今は断固として改革すべき時である。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・事が既に成就したといえども慢心せず、将来に備える事が肝要である。

 


♪♪シェアしてあとでチェック♪♪

火風鼎の四爻変、山風蠱に之く

 

【読みかた】

・かふうてい の しこうへん、さんぷうこ に ゆく

 

【キーワード】

・火風鼎:大きな鍋、安定

・山風蠱:腐敗

 

【表面に表れたヒント】

・能力を発揮する時がきた。

・才能は何かに触発されて初めて活かされる。

・いくら優れた素材であっても手を加えないのでは何の役にも立たない。

 

【ヒントを解釈する指針】

・油断大敵。一気に崩れるおそれがある。大役に押しつぶされそうで危うい。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・安易な道を選ぶと自分を見失いがちになる。

 


♪♪シェアしてあとでチェック♪♪
カテゴリー

震為雷の四爻変、地雷復に之く

 

【読みかた】

・しんいらい の しこうへん、ちらいふく に ゆく

 

【キーワード】

・震為雷:奮起させるもの、活発

・地雷復:帰る、復活、回復、戻る

 

【表面に表れたヒント】

・突如、思わぬ事態に出くわす。

・しかし、衝撃はいつか収まる。

・慌てないこと。

 

【ヒントを解釈する指針】

・不穏な空気がまだ残っている。焦ったところでどうしようもない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・振り子のごとく物事は反転し、往ったものは帰ってくる。同じく帰ったものはいくら引き止めようとまた往くものである。

 


♪♪シェアしてあとでチェック♪♪
カテゴリー

艮為山の四爻変、火山旅に之く

 

【読みかた】

・ごんいざん の しこうへん、かざんりょ に ゆく

 

【キーワード】

・艮為山:山、静止

・火山旅:さまよう人、不安定

 

【表面に表れたヒント】

・身勝手な期待は当てが外れる。

・欲張らずに地道に進むしかない。

・まぐれ当たりを期待しないこと。すべては落ち着くところに落ち着く。

 

【ヒントを解釈する指針】

・何が起きようと心は乱れない。問題なし。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・見知らぬ土地を旅するのは気苦労が多く危険ではある。しかし、貴重な体験は旅先だからこそできるのである。

 


♪♪シェアしてあとでチェック♪♪
カテゴリー

風山漸の四爻変、天山遯に之く

 

【読みかた】

・ふうざんぜん の しこうへん、てんざんとん に ゆく

 

【キーワード】

・風山漸:緩やかな発展

・天山遯:退却

 

【表面に表れたヒント】

・慌てると途中で失敗する。

・物事には順序があり、それを守らないと結局後で戻らねばならなくなる。

・急がば回れ。目標への到達はそう遠くはない。

 

【ヒントを解釈する指針】

・自重していればいずれ道は開かれる。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・背を向けて立ち去るか、それとも留まるべきか。進退を決するには熟慮が必要である。

 


♪♪シェアしてあとでチェック♪♪
カテゴリー

雷沢帰妹の四爻変、地沢臨に之く

 

【読みかた】

・らいたくきまい の しこうへん、ちたくりん に ゆく

 

【キーワード】

・雷沢帰妹:不慮の出来事、災難

・地沢臨:接近

 

【表面に表れたヒント】

・思い通りにいかない。

・機が熟していない。事の始まりに無理がある。

・強行すれば後悔することになる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・ふさわしい相手がいないのは、時宜(じぎ:ほどよい頃合いの意)を逸したというそれだけの理由である。待てば海路の日和あり。そのうち相手は必ず現れる。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・陽気は進むのも変わるのも早い。うかつに有頂天になるのも簡単に絶望するのも間違っている。

 


♪♪シェアしてあとでチェック♪♪