天沢履の二爻変、天雷无妄に之く

 

【読みかた】

・てんたくり の にこうへん、てんらいむぼう に ゆく

 

【キーワード】

・天沢履:踏む、導く

・天雷无妄:無邪気

 

【表面に表れたヒント】

・思いがけないことに直面する。

・人は元々四六時中絶えず危険な道を渡っているのだから何も今さら慌てることはない。

・落ち着いて対処すれば切り抜けられる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・事の表面に立たない方がよい。得意技が身を破ることになる。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・何事も無心に行う時、そこには計算しがたい力が働き、天も味方する。しかし、邪念が混じると失敗してしまう。

・自己に忠実であること。そうすれば決して誤ることはない。

 


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