【読みかた】
・さんすいもう の ごこうへん、ふうすいかん に ゆく
【キーワード】
・山水蒙:未成熟、無知、背伸び
・風水渙:分散、散らす
【表面に表れたヒント】
・辺りは昼なお暗く、目前には険しい山がそびえ、五里霧中、一寸先は闇の状態である。
・しかし停滞していてはいけない。目的を遂げるまで進まねばならないが、誰もすすんで導いてはくれない。
・虚心に信念をもって事に当たる以外に手立てはない。そうすれば道は開ける。
【ヒントを解釈する指針】
・虚飾を剥ぎ取り謙虚に対応すれば自ずと道は開ける。
【背後に隠された微妙な機微】
・重苦しい停滞が一陣の風によってまさに散らんとしている。
・自分の生長と進歩を信じること。