地火明夷の初爻変、地山謙に之く

 

【読みかた】

・ちかめいい の しょこうへん、ちざんけん に ゆく

 

【キーワード】

・地火明夷:暗闇、敗北、失敗

・地山謙:謙遜、柔和な人

 

【表面に表れたヒント】

・日が沈み辺り一帯は闇に包まれている。まるで見通しが立たない。

・疑心暗鬼となり力を発揮することができない。

・傷心の時であり、今はひたすら耐えるしかない。

 

【ヒントを解釈する指針】

・自分が選んだ道なら、たとえ思いどおりにならずとも辛抱するしかない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・へりくだり謙虚に事に当たることが、今は残された最善の道である。