火天大有の初爻変、火風鼎に之く

 

【読みかた】

・かてんたいゆう の しょこうへん、かふうてい に ゆく

 

【キーワード】

・火天大有:大いなる所有

・火風鼎:大きな鍋、安定

 

【表面に表れたヒント】

・太陽がいっぱい。今は進むことだけを考えればよい。

・しかし油断は禁物である。

・得意の時を冷静に受け止めるならば、勢いはますます加速する。

 

【ヒントを解釈する指針】

・大いなる保有はとかく人を傲慢にする。用心しないと周りの妬みを買ってしまう。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・新しきを取り入れ古きを取り去り、常に調整すること。