月別:2013年12月

乾為天の初爻変、天風姤に之く

 

【読みかた】

・けんいてん の しょこうへん、てんぷうこう に ゆく

 

【キーワード】

・乾為天:創造、男性原理、顕在意識

・天風姤:出会い、遭遇

 

【表面に表れたヒント】

・目に見えない強い力(陽の気)が周囲に満ちている。強力な波長ゆえ危険も含んでいる。

・瞬発力を秘めているので安易に取り組むと後悔する。

・逆転の気運があり、いつも破れる者が勝ち、いつも勝っている者が敗れる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・今はまだ動く時ではない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・未知との出会いがある。異質なものとの関わりや不意の来訪者などによって思いがけない展開となる。

・穏やかにして信頼するならば力を与えられる。

 

カテゴリー

 乾為天の二爻変、天火同人に之く

 

【読みかた】

・けんいてん の にこうへん、てんかどうじん に ゆく

 

【キーワード】

・乾為天:創造、男性原理、顕在意識

・天火同人:協力

 

【表面に表れたヒント】

・目に見えない強い力(陽の気)が周囲に満ちている。

・強力な波長ゆえ危険も含んでいる。瞬発力を秘めているので安易に取り組むと後悔する。

・逆転の気運があり、いつも破れる者が勝ち、いつも勝っている者が敗れる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・尊敬し、信頼できる人に相談した方がよい。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・相談を持ちかけた相手が思いがけない人を紹介してくれる。その繋がりを大事にすれば事態は好転する。

 

乾為天の三爻変、天沢履に之く

 

【読みかた】

・けんいてん の さんこうへん、てんたくり に ゆく

 

【キーワード】

・乾為天:創造、男性原理、顕在意識

・天沢履:踏む、導く

 

【表面に表れたヒント】

・目に見えない強い力(陽の気)が周囲に満ちている。

・強力な波長ゆえ危険も含んでいる。瞬発力を秘めているので安易に取り組むと後悔する。

・逆転の気運があり、いつも破れる者が勝ち、いつも勝っている者が敗れる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・小さな過失が流れを変える。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・機械的に淡々と事を処理すると後で悔やむことになる。機略を尊重し、機先を制することが大事である。順序を踏んだ上で、準備を整えてから動く方がよい。

・リラックスすること。

 

乾為天の四爻変、風天小畜に之く

 

【読みかた】

・けんいてん の しこうへん、ふうてんしょうちく に ゆく

 

【キーワード】

・乾為天:創造、男性原理、顕在意識

・風天小畜:抑制

 

【表面に表れたヒント】

・目に見えない強い力(陽の気)が周囲に満ちている。

・強力な波長ゆえ危険も含んでいる。瞬発力を秘めているので安易に取り組むと後悔する。

・逆転の気運があり、いつも破れる者が勝ち、いつも勝っている者が敗れる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・機は熟していない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・解決するには力がまだまだ不足している。

・全てのことを愛をもって行うこと。

 

乾為天の五爻変、火天大有に之く

 

【読みかた】

・けんいてん の ごこうへん、かてんたいゆう に ゆく

 

【キーワード】

・乾為天:創造、男性原理、顕在意識

・火天大有:大いなる所有

 

【表面に表れたヒント】

・目に見えない強い力(陽の気)が周囲に満ちている。

・強力な波長ゆえ危険も含んでいる。瞬発力を秘めているので安易に取り組むと後悔する。

・逆転の気運があり、いつも破れる者が勝ち、いつも勝っている者が敗れる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・千載一遇の好機であり、すべての爻の中で最高のもの。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・天上には太陽が輝き、ますます勢いが盛んとなる。もはや理屈では説明できない、計算外の力が働く。

・成功者、指導者、心の豊かな者の忠告に従えば幸運がもたらされる。

 

乾為天の上爻変、沢天夬に之く

 

【読みかた】

・けんいてん の じょうこうへん、たくてんかい に ゆく

 

【キーワード】

・乾為天:創造、男性原理、顕在意識

・沢天夬:決断

 

【表面に表れたヒント】

・目に見えない強い力(陽の気)が周囲に満ちている。

・強力な波長ゆえ危険も含んでいる。瞬発力を秘めているので安易に取り組むと後悔する。

・逆転の気運があり、いつも破れる者が勝ち、いつも勝っている者が敗れる。

 

【ヒントを解釈する指針】

・ほどほどで妥協しないと悔いが残る。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・沢は決壊し、天は決然として豪雨にならんという状態である。力で押し切るのは賢明でない。今はひたすら時期を待つこと。