タグ:四爻変

天火同人の四爻変、風火家人に之く

 

【読みかた】

・てんかどうじん の しこうへん、ふうかかじん に ゆく

 

【キーワード】

・天火同人:協力

・風火家人:家族

 

【表面に表れたヒント】

・同じ考えをした者が周りに集まってくる。類は友を呼ぶ。

・常識にとらわれず、また小異にこだわらず、今は果敢に進むべき時である。

・好機を逃してはならない。

 

【ヒントを解釈する指針】

・失敗するのは何も力量不足だけが原因ではない。元々道理が伴わないからである。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・うまくいっている間はともかく、リズムが一旦狂うと崩壊するおそれがある。

 


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火天大有の四爻変、山天大畜に之く

 

【読みかた】

・かてんたいゆう の しこうへん、さんてんたいちく に ゆく

 

【キーワード】

・火天大有:大いなる所有

・山天大畜:大きな抑制力

 

【表面に表れたヒント】

・太陽がいっぱい。今は進むことだけを考えればよい。

・しかし油断は禁物である。

・得意の時を冷静に受け止めるならば、勢いはますます加速する。

 

【ヒントを解釈する指針】

・思いやりに欠けると足元をすくわれる。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・周りに慕われる。

・一切の事を愛をもって行うこと。

 


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地山謙の四爻変、雷山小過に之く

 

【読みかた】

・ちざんけん の しこうへん、らいざんしょうか に ゆく

 

【キーワード】

・地山謙:謙遜、柔和な人

・雷山小過:少なすぎる、些細なこと

 

【表面に表れたヒント】

・自慢は百害あって一利なしである。

・周りは笑って聞いているが、内心では苦々しく思っている。

・態度を控えめにし、謙虚でいることで事態は好転する。

 

【ヒントを解釈する指針】

・謙虚さによる美徳が力量不足を補ってくれる。心配することはない。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・控えめが過ぎるほどで丁度よい。攻めることより守りに徹し、前進よりも現状維持を図ること。

 


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雷地豫の四爻変、坤為地に之く

 

【読みかた】

・らいちよ の しこうへん、こんいち に ゆく

 

【キーワード】

・雷地豫:熱意、積極性

・坤為地:受容、女性原理、潜在意識

 

【表面に表れたヒント】

・芽がようやく出てきて、季節に例えるなら時はあたかも春である。

・皆の心を一つにまとめやすい。願ってもない好機である。

・この勢いを維持しなければならない。しかし、陽気は移りやすい。

 

【ヒントを解釈する指針】

・自分より周りが楽しむ。長い間の苦労がようやく報われる。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・地味だが温かみがある。安定感が皆の結束を固める。

・あらゆることの繁栄の源となる。

 


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沢雷随の四爻変、水雷屯に之く

 

【読みかた】

・たくらいずい の しこうへん、すいらいちゅん に ゆく

 

【キーワード】

・沢雷随:従う

・水雷屯:困難、試練、忍耐、希望

 

【表面に表れたヒント】

・人々が悦んで従い、集まってくる。

・しかし、相手をよく見ないといけない。

・中には好ましくない者も混じっている。

 

【ヒントを解釈する指針】

・集めることばかりに夢中になっていると、根も葉もない疑いをかけられることになる。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・事を始めると色々悩みが生じるものである。しかし、この時期の過ごし方が結局前途を左右する。

 


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山風蠱の四爻変、火風鼎に之く

 

【読みかた】

・さんぷうこ の しこうへん、かふうてい に ゆく

 

【キーワード】

・山風蠱:腐敗

・火風鼎:大きな鍋、安定

 

【表面に表れたヒント】

・リズムが狂い出し、何をやってもちぐはぐとなる。

・それは、手を打たなくてはならないのに今まで放置していたからである。

・一から出直すよい機会。

 

【ヒントを解釈する指針】

・非情にならないと出来ないこともある。寛容に過ぎて失敗する。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・新しきを取り入れ、古きを一掃すること。

・未来を考えてはいけない。未来は現在が創るものである。

 


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