水天需の二爻変、水火既済に之く

 

【読みかた】

・すいてんじゅ の にこうへん、すいかきせい に ゆく

 

【キーワード】

・水天需:待つ、好機到来

・水火既済:成就

 

【表面に表れたヒント】

・ひたすら待つ。しかし、意味もなく漫然と待つのでは正しく待つことにはならない。それは単に無気力で怠惰な姿勢である。それでは転機は訪れない。

・はやる気持ちを抑え準備万端整えて積極的に待つならば好機の到来は近い。水気は蒸発して雲となり天空を覆っているが、今に慈雨となって降り注ぐ。

・チャンスをつかむ絶好の機会を目前にしている。

 

【ヒントを解釈する指針】

・急進を避ける方がよい。

 

【背後に隠された微妙な機微】

・完成、有終の美を飾る。そのためには、完成は一からの出直しであることを知らねばならない。たいてい終わりは乱れやすいものである。

 


♪♪シェアしてあとでチェック♪♪